第22話 「雨天の調べ・お伽噺の本当」



黒い影がふたつ、暗い空を眺めやる。
ひとり、口元は笑みを浮かべ、もうひとりは、静かに結んでいる。
「雨は、嫌いではないぞ。のう、アン。
泣く子を見るような、この雨も、嫌いではないぞよ。
魔界は負の国じゃ、天すら泣いて良かろう。
よいぞ、もっと泣きすするがよい。のう、アンや。」
そのようなことを走らせる唇は血のように紅い。
髪は金と言うよりは黄と言っていい。
アン、と呼ばれた方は黒髪で、異国の面持ちは艶やかに朱の化粧をしていた。
「ナーナ、妾は雨は嫌いじゃ。
濡れるのは好きではない。
第一、泣く子の顔が好きではない・・・。」
ナーナと呼ばれた紅の唇は、高く笑う。
「泣く子が嫌いか、御主は未だ人の心が捨てきれぬと見えるのう。」
「妾に人の心があるならば・・・主の首を掻き切っておるところであるぞ。」
「ふふふふふ・・・やれるものならやってみるがよい。」
「冗談を。」
静かに、黒い会話が交わされる。
魔神族の翼を持つ女、名をヴァ・ナーナ。その翼は黒を基調に、けばけばしく禍々しい色をしている。
もう一人、アン・チョービ。
かつて東の国の姫君のひとりであった。
闇蝶琵と書く。
ナーナとアン、ふたりの影は静かに、今は静かに・・・
黒く染まりつつある宵の空を、対照的な面持ちで眺めていた。

止むな、雨よ。泣く子の声が絶えぬように降り続くがよい、そう、我の唇よりも、血よりも紅に染め上げてくれようぞ。
魔界も、精霊の好む明るい人間の世界も、神が住むという神界をも・・・
我の元に下るべきじゃ。そう我は全ての王となり、全て・・・
壊して立て直してやろう。まずは紅に、朱に染め上げるのじゃ。
いらぬものは掃除せねばのう。
血などたやすいものじゃ。洗えば落ちる。
我が新たに神となる。
そのためにはアンよ、主の力も必要じゃ。
有り難く思え、我の隣にいられるのじゃからのう・・・。

黒というよりはどす黒い、闇色の破壊の言葉。
邪に染めた破壊の手は、いずれ世界を手にすべく、今はまだ、静かに笑むのみである。



アプリコットの魔力は、魔界王の手によって、まずは静められた。
魔界王ブラックペパーであるという、少年の姿のその王を、アプリコットは信じて良いと判断した。
心から人が良いのが、優しい人であることが、にじみ出るように伝わるからだ。
アプリコットは大抵、初対面の人物と会ったとき、瞳と放つ「気」いわばオーラで判断している。
この魔界王は、膝を曲げずに屈せず立っていた17歳の人間の少女に、光というものを
感じさせたのだ。
あ、優しい人だ。暖かい。そう思った。
包むような瞳、この人が魔界の王か・・・と、感心した。
・・・あのセクシーダイナマイトな人の兄?
・・・まあいいか、魔界人の外見は人間の常識で計っちゃいけねぇって話なんだな、と
ひとりで疑問に思いひとりで解決したりしたが。
すっかりその場をまとめ抑えたブラックペパーに、魔界王宮の宮殿に案内された。
ミーソは何も言わずついてきた。
子供の手をとるように手を握ってきた亭主の手を、振り解いたりはしたが。
「照れ屋さんだね。」
その言葉に、魔界四天王のうちの3人が笑っていた。
もうひとり、アルデンテのみは、なんとも申し難い面持ちで、後ろを護っていた。
宮殿の庭は花で満たされている。
それはほとんどが、マンドラゴラという魔界植物であるという。
「これ、引っこ抜いたら悲鳴上げるってホントかい。」
一見花にしか見えないマンドラゴラを見て、アプリコットはそう問うた。
「うん、そう。このピンクのはね、僕の妹が好きで・・・
抜くと、きゃんっ・・・って言うんだよ。
繊細でデリケートでね、育てるのが難しいんだ。
でも、妹の部屋からこのピンクの花が一望できるようにしたいんだ。
綺麗で壮観だろうなあって、僕がわくわくしてるくらい。
マンドラゴラにも色々あってね、園芸っていうのもなかなか面白いよ。」
「はぁー、王様って割にはのどかな趣味してんだな。」
「趣味を持つのは誰しも自由じゃない。花を愛でられない人は国を愛したり出来ない。
ねえ、そうは思わない?」
にこにこと、平和な心の魔界王は笑いかける。
「ああ・・・そうだな、良い言葉聞いた。」
にっと笑い返すアプリコット。
「俺は帰して貰えるのかな。」
本題は外さない。
「勿論だよ。ごめんね、迷惑をかけてしまったね。」
魔界王は柔らかい言葉で謝する。
「でも少し待って。君は今、とても強い魔力を帯びたまま、一時的に熱冷ましを飲んだような
状態にあるんだ。そのままだと、またさっきみたいにね、放電状態になるから・・・。
コントロールアイテムを作ってあげるから、その間だけ、お客様になっていてくれないかい?」
そう、優しく微笑みかける魔界王。
「・・・・・そう、か。魔界王、ありがとう、恩に着ます。すまないな、勝手に邪魔しに来た客なのによ。」
アプリコットはそう返す。ちょっと言葉遣いに気を遣う。
「いいんだよ、どのみちいずれはその大変な力を、君は持て余す日が来るだろうからね。
今、僕が力を貸せるなら、良かったよ。・・・その力は・・・」
魔界王はそう、言いかけて口ごもる。

「魔王、かい。」

アプリコットは、そう尋ねた。
気になっていたことのひとつだ、出来ればそこも確かめてから帰りたい。
帰ってしまえば、わからないままになるだろう。
「・・・そう、だね。
魔王の話は知ってるかい?」
軽やかだった魔界王の言葉は、少し重みを帯びる。
「ああ・・・人間が知ってる程度は知ってる・・・って感じだ。」
「そう・・・じゃあ、神話レベル、だね。」
「お伽噺みたいな程度だよ。」
「じゃあ・・・少し、お話ししようか、お茶を入れるからね。」
丁度良く、庭園のアーチをくぐれば、それこそお茶の時間を過ごすのであろう、テーブルがあった。
四天王は一礼した後、そこから退く。アルデンテだけは、魔界王に呼び止められて控える。
ミーソは、「もういなくなっちゃいやだよ」と、隣に座るよう言われて、大人しくかけている。
これから、語られる事・・・。
アプリコットは、ぞくぞくっと、何とも言えない心境に武者震いする心地だ。


そもそも魔王とは、魔神族のひとりの男、いつかの族長の息子ソーダのことである。
だが、このソーダ、一族まれに見る魔力の持ち主で、我が侭者の放蕩息子であった。
当時の魔界は、魔神族が統べるも同じ、だがしかし王というものが存在していなかった。
ソーダは、気性は荒いが、頭は悪くなかった。その魔神族の集まりを、自らが王となって治めようとし、
我こそが王だと、魔王と呼ぶがよいと、強力な魔力を持って、人々を魅せて、力でおさめた。
ソーダは魔界だけに収まらず、人間や精霊の住む表の世界をも欲した。
魔界はけして、豊かな土地ではないからだ。
魔界と人間の戦いは、人間の世界にも神話として残されているが、多くが語り草のうちに
色々と変わっていってしまい、正しくは残されていない。
人間達から見れば、正当化したい存在がある。
勇者と謳われる人間の青年コーク、人間に知恵と力を授けたという精霊5柱神、
そして、聖神ストロベリー。
これらの輝かしい者達によって、悪しき魔王は封印された・・・と、人間達は都合良く謳い、
そしてあちこち増えたり減ったり、変えてしまって謳うものだから、
どの書物を信じたらよいかという始末。
勇者コークが魔王を倒した説、聖神が封印した説、詩によっては存在しない勇者が増える始末。
お姫様と結ばれて幸せに暮らしました、説まである。
そのくらいはアプリコットも知っているところだ。
だが、その実魔王はどうしたのか・・・簡単に考えれば、自分は魔王の血を引く、とか
そんな安直なことを考えもした。
聖神の血を引くと言われているのに、魔王が真説だったら大変だ、と。
魔界王は、流石のアプリコットも仰天することを口にした。

「魔界を統べた魔王ソーダはね、聖神ストロベリーと結ばれたんだよ。」

「・・・・・・・。」
今なんて言ったよ、と、口から出なかった。
なんだそれは。根本から覆す話じゃないか。
さらに魔界王が言うには、シチュードバーグの王族が、ストロベリーの血族であるというのも、本当なんだよと語る。
魔界を統べた後の魔王は、確かにひとりの勇者と戦い、深手を負った。
プディングの先祖である、神の剣を持ちし少女コーラによって。
コーラは5人の精霊神の加護を受け、本当にソーダと戦い、生きて帰った。
深手を負って生死を彷徨ったソーダを救ったのは、聖神と呼ばれるひとりの女神であった。
助けられたソーダも不可解だった。何故、ストロベリーはそのまま死なせてしまえばいい敵を救い出してしまったのか。
聖神と魔神族の長の息子は、幼きときに出会い、禁断の恋をした。
ソーダは、自分を救った幼馴染みに誓って、自分は死んだものとして、幸せなときを一時は過ごしたという。
だが、幸せもつかの間であったらしい。魔界王は詳しくはわからないけれどと言い、
ソーダはストロベリーにより封印され、黒い宝石となって、魔神族の長の血のものに守られていると。
「その力に、アルデンテは魅せられたんだよね。」
どうしてご存じなのですか・・・と、アルデンテも口から出ない。
「俺は・・・その血を引いた、魔王と聖神の子孫なんだって、言うのかい。」
アプリコットはようやく言葉を発する。
「そう、いうことなんだ。信じるかい?」
魔界王は返した。
「・・・ああ、そう言われれば納得いくからな。あんたが大嘘つく理由もないし。
嘘なんて言わなさそうだしな。」
「賢いね。」
「そりゃどうも。しかしわかんねぇな、聖神様は情に脆い女だったのか?」

「フ・・・教えて欲しいか、魔界王すら知らぬ事実を。」

そう口にしたのはミーソだった。
アプリコットははっとした。そうだ、こいつは精霊神ミーソだ。
今聞いた話の登場人物なのだ。

「ククククク・・・。情だと、くだらぬ・・・。
ストロベリー様は裏切った。たったひとりの男を愛した故に、全て信じたもの全て・・・裏切った。
あの男は奪った。私から全て奪った。母のように姉のようにお慕いしたあの人は・・・
魔王ソーダを封印するかわりに、自らの身を失ってしまった・・・。
そうか、お前があの憎き二人の子孫か、そうか・・・!」
ミーソはがっと、アプリコットの首を掴み、爪を立てて握るように締め付けた。
その手を掴み、アプリコットは、真っ直ぐに見据えた。
「だから何だよ。お前は自分のことばっかだな。
なんとなくわかったぜ、オメー、愛されないと思って逆恨みしてんだろ。」
「何だと!黙れ小娘が何を言う何がわかる!愛されない者裏切られた者の何がわかる!」
ミーソは涙目だった。首を掴む手は腕は、震えている。
それをアプリコットは、はり倒すように突き飛ばした。
「ばっかやろう、お前そこのお前の旦那に、どれだけ愛されてるか知らねェのか!」
ミーソは歯を噛み締め全身を震わせる。
「知らぬ・・・愛など知らぬ・・・どうせ誰しも・・・私のことなど・・・」

「もう、いいよ。」
魔界王は、そっとミーソを撫でた。
ぱしん、と、跳ね返す音がした。
「ごめんね、ミーソの痛いところ、それ以上突かないであげて。」
ブラックペパーはそう、アプリコットに言う。
は・・・と、アプリコットは息を吐く。
「魔界王・・・なにもかも知ってるのか。」
アプリコットの問いに、ただ、哀の混じった慈愛の瞳で、少しだけ首を横に振って答える。
「妻がミーソ神なのは、今知ったんだよ・・・。ごめんね、知らなかったよ、
ただね、バケット。誰でもね、大好きな人を失うのは、なにより嫌だし恐いんだよ。」

しとしと・・・と、小雨が降り始めた。
ミーソはただ、黙り込んで、立った。
「魔界の雨はしつこいものだ。じめじめといつまでも降って止まぬ。
ふ・・・止まぬならいっそ、もっと勢いよく降ればよいものを・・・。
私はお前のことなど愛しておらぬ。仲間などもおらぬ。信じていたのはあの方のみ・・・。
これ以上失うものなど無い筈・・・作る気もない。ただ、小娘・・・お前が憎い・・・。
なけなしのものすら・・・奪うか・・・ソルト、お前らしい癪な仕打ちよの!」
そう吐き捨て、ミーソは、消えた。魔界王の手は空を掻いた。

「・・・ばっか野郎・・・。」

「つないでおけないね、君の手は・・・。」

ざあざあ、と。
その日は人間界も雨だった。

フォンドヴォー帝国の空は、灰色に覆われて雷鳴が光り嘶いて、重たい。
その帝国を治める皇帝は、不思議な色の目をした鳥の首についていた筒の中身を眺めていた。
小鳥は役目を終えると、消えた。妖術がかけられていた。
「雨の日に吉報、だな・・・。ふふ・・・。
さて・・・カリーもシチュードバーグも随分手薄らしい・・・。
ここにおいて・・・攻めるならば援軍のないブイヤベースか・・・。
アルデンテの報告が来たなら、判断しよう。ブイヤベースは強敵、友軍に恵まれぬ今しか
期はあるまい・・・。フフフフフ、面白くなってきたぞ。」

そんな策謀を巡らせる男を、ひとりのマディナールが狙っていた。
トルティーヤの王女ペスカトーレ。
ペスカトーレは、宮殿の中庭に忍び込んでいた。
あえて雨の日を選んだ。
雷も鳴る今ならば、音に用心がないからだ。
中庭から、衛兵を音もなく倒し、だが思いがけぬ強敵につかまってしまった。

「何者だ。」

背から剣が回り込んできた。マディナールとして、一生の不覚とも言える。
だが油断はなかったのだ。相手が、強いのだ。
皇女、オランジェ。
「・・・・・。」
不覚、と、まずこの女を倒す。
そう判断したペスカトーレは、素早く身をかわし、一撃で倒すつもりで湾刀を繰り出したが。
オランジェには隙がない。
何撃か交わせば、何事かと兵が集まった。
だがそこで捕まるほど間抜けなマディナールもいない。
隙を見て中庭に逃げ戻り、そのまま姿を消した。

「・・・何奴か・・・。あの曲がった剣は、異国のものだな。
何をしている!探せ!門は閉じているはず、逃がすでない!捕らえよ!」
と、役に立ち損ねる兵どもに一喝し、オランジェは中庭を見渡した。
「顔は隠していたが・・・肌は白かった。
あの湾刀、あの動き、剣術・・・
トルティーヤの魔剣士のようだったな・・・。
逃げられるとは不覚を取った・・・が・・・白い肌のマディナールなどと・・・。
まるで、かの狂犬のようであるな・・・。
考えられぬが、まさかトルティーヤの女王は・・・まさか。」
オランジェはそう、考えはした。
が、狂犬と名高いトルティーヤの王女ペスカトーレが、今ここにいたなどと、考えられない話だ。
そこに気が付いて考えられるのは、聡く鋭いオランジェが直に対峙したからである。
本来、ペスカトーレがこんな失態を犯すことなど、あり得なかった。
考えを巡らせる。
女王アセロラはブイヤベースの血を引く・・・。
今や帝国とブイヤベースの対峙は明確になってきている。
だからといって、妹を送りつけるというのか。
あり得ない、普通はやらない。
だが、他に考えつかない。
兄上・・・!

オランジェは、呑気に葡萄酒を口にする、頭の中で良からぬことを巡らせる兄王の顔を見た。
「なにをしている、オランジェ。
このような時間に、何事か。御主としたことが、全くの不覚ではないか。」
「申し訳ございません。」
「フン、そうであろうよ。鼠ごときにこの騒ぎ。」
「・・・鼠、と申されるか。」
「鼠でも虫でもよいが、せっかくの美酒が濁った。私はもう休む、出て行くがよい。」
「はい、失礼いたしました。・・・おやすみなさいませ。」

オランジェはひとり、空を見上げた。
不穏・・・。
全くの、複雑な心境と裏腹に、不穏を絵に描いていたような空は、晴れ間が見え始め、
少しばかり藍の色を染める星空が広がり始めていた。
何もかも気のせいであったらいいのに、この空のように事実は晴れであればいいのに。
戦争と兄の命、まさか握ることになろうとは、なんという仕打ちですか、神よ。
自由のきかない身の上であるというのに、聡い皇女が頭の中でつないだ事実は、
全てを守ることなど出来ぬとばかりで、気丈な女の心にも、流石に悲しみが溢れた。
無情なり、皇女という身の上は、人であるには辛いことであると。
ふと、流されないように浮かべるのは、いつでも強くあると思わせる・・・
友、アプリコットの、何ものにも負けない言葉であった。

「何があっても、折れねェよ、信じろ俺様を!お前と俺はつながってんだぜ。
お前はさあ、俺に比べりゃ、大変な身の上だけどよ、それに負けないだけの強い光り、お前の瞳は、すげえ強いじゃねーか。
何かあったら、思い出せ、いつだって俺とお前は友だ。
ははは、何が言いたいんだかわかんねえけどさ、俺はお前を信じて支えたいといつでも思ってるってことさ!」

「フ・・・なんというか、ややこしいことがあると、そのおぬしの言葉が・・・
救いになっているぞ、アプリコットよ。」

夜が明けても、鼠の影すら見つからず。
狂犬は、第2の期を狙う。
もとを断ち、戦争を終わらせ、祖国を救い、影は残さない。
目茶苦茶なことをしている。
あり得ないからこそ、アセロラはあえてやってのけ、素知らぬ顔をし続けるつもりだ。
やってのける自信があった、狂犬には。
跡を残さないで退くのが精一杯だった。
手を変えるしかあるまい、と・・・ペスカトーレは頭では考える。
狂犬は、手応えの良い、自分の後ろを取るだけの剣士との対峙を、もう一度、願う心を濁していた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うおーう、おっかない話でしたねー。シビアですねー。
ま、いつまでもそんな暗いわけじゃあない、船に乗ってる彼等は次で。
久しぶりの更新だし、細かいところ忘れられてるよね、きっと・・・。
ヴァ・ナーナはバナナですよ。バカですね、ネーミングが。
やっと主人公らしくなってきた、アプリコット。


戻る

続き