「気の利いたプレゼントと手作りプレゼント」
勇者リン君誕生日ストーリー
女賢者ティート「今日はリンの誕生日か、たまには休養の日にでもしてやりたいけど」
男賢者ルリノ「プレゼントとか、しないんですか?」
女賢者ティート「休養をかい?」
男賢者ルリノ「それも良いですが、ティートさんから何か貰えたら、リンさん嬉しいと思いますよ」
女賢者ティート「そうかな、でも思いつかなくてね」
男賢者ルリノ「手料理とか、手作りのお菓子とかどうでしょう?感涙すると思います!」
☆ ☆ ☆
女賢者ティート「という提案を貰ったのでね、宿のキッチンを借りて作ったんだが、味の程はどうなのか。おめでとうリン」
男勇者リン「こ、こ、これティートが焼いたクッキーなのか?!」
女賢者ティート「まあ、菓子作りの経験が無くて、あんまり自信はないんだけど」
男勇者リン「ありがとう!めっちゃ嬉しいよ、す、すげーホントに手作りすげー」
女賢者ティート「そんなに喜ばれるとは、まあ、良かった」
男勇者リン「ぽりぽり・・・美味しい、ほんっと色んな意味で美味しいし嬉しいよマジ!」
女賢者ティート「そうか」
男盗賊リュート「ルリノって、気の利いた事するよなぁ」
女魔法使いミレーヌ「ナイスよルリノちゃん♪」
女僧侶ティルナ「ティートがお菓子を作るなんて、なかなか無いと思うわ、リンさまには大切なものになったことでしょうね」
女戦士アリナス「確かに。あのティートがねー、そりゃ涙モノで喜ぶよねリンは」
男賢者ルリノ「あとは、ふたりきりにでもしてあげたら、完璧でしょうか」
男盗賊リュート「気ぃ利かせすぎだろ、まあ、いいけど」
女魔法使いミレーヌ「進展するとはあんまり思えないしね、あとはみんなでお祝いしましょか」
女戦士アリナス「ま、それがあたし達らしくて、いいんじゃない」
みんな「ハッピーバースデー、勇者リン!」
男勇者リン「あ、ありがとうみんな!俺、明日からまた頑張るから、よろしくな!」
女賢者ティート「無理しすぎるなよ、みんなや私が隣りにいることを忘れないでいてくれ」
男勇者リン「あ、ああ!」
男賢者ルリノ「良かった、形はないけど、僕からはこんなことしか出来ないし」
男盗賊リュート「充分だって、あのティートにクッキー作らせた功績は大きいぞ?」
女僧侶ティルナ「ティートは何でもできそうだけれど、お菓子は本当に経験なかったと思いますから、よくやる気になったものだわ」
女魔法使いミレーヌ「うふふ、良かったじゃないの、レベルアップよ、色々と♪」
リンの誕生日が12/8設定でして
たまにはお祝いしてあげようと、日記掲載したものです。
それぞれのキャラは、セリフで感じて頂けたらと。
誕生日にお菓子ならケーキですが、菓子作り経験がないティートは
クッキーにしてみたのでした、いきなりケーキはハードル高いから
素朴なクッキーを焼いたと思われます、リンは感激しております。
それをまとめてプレゼントしたルリノでした。
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